自分の行動をスタッフ全員が知っている? 監視されている院長とその真相 その他のトラブル
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こんにちは。らむねです。
自分の行動が筒抜けになっている!と感じたらどうしますか?
「やましいことなど何もないから、かまわない」なんて思う人はめったにいませんよね?
自分の行動が誰か一人だけに筒抜けなのも怖いですが、
それが複数人の人に共有されていたとしたら、なおさら怖いと思います。
今回はそんなお話です。

自分の行動をスタッフ全員が知っている? 監視されている院長とその真相

志田克己さん(62歳)は、その土地では大きい病院の院長です。
院長の仕事は多岐にわたり、現場の治療や手術はもちろん、
各種会議や学会の仕事、マネジメントから何かあった時のトラブル対応まで、
やることは毎日、山ほどあります。

そんな克己さんの最近の楽しみは、プライベートの時間を利用してゴルフに行くことでした。
55歳を超えてからゴルフを始めた克己さんは、周りの人より遥に遅いデビューでしたが、
もともと負けず嫌いな性格もあり、必死で練習をして
今では、なかなかのスコアでコースを回れるようになりました。
そして、最近一緒にコースを回っているゴルフ仲間は、
大人になってからできた友人とは思えないほど、気の置けない人たちばかりでした。
克己さんはゴルフの後に、その友人たちとスナックやクラブに飲みに行くのも
楽しみの一つとなっていました。

気の置けない仲間とプライベートを楽しむ

最近ではその友人たちと、ゴルフ以外でも「食事会」と称して集まり、
おいしいご飯を食べた後に、行きつけにしているクラブで飲む機会も多くなっていました。

ある日、事務のパートの女性に「院長、昨日遅かったんですか?」と聞かれました。
克己さんが「どうして?」と聞くと、
「昨日院長が飲みに行ったって、休憩室で誰かが話してたから……」
と、言われたのです。

それ以降、不思議なことが次々に起こり始めます。
克己さんの身辺の周りで起きはじめる不可解なこととは?

(2018.12.03)

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